Tuesday, May 23, 2006

国民年金保険料無断で免除、猶予


東京、大阪、長崎各社会保険事務局は22日、収入が基準を下回っているため国民年金保険料の納付が免除されたり猶予されたりする人について、本人からの申請のないまま免除や猶予の手続きを取っていたことを明らかにしたことが報じられた。
社会保険庁はうんざりするほどのいい加減なことをやっていながらまだ反省がなっていない。

免除などを希望するかどうかの問い合わせに対し回答しなかった場合、希望していると勝手に判断していたもので、各社会保険事務局は手続きの取り消しなどの措置を取ったとのこと。 免除希望の返事がなかったら 「希望しない」 と解釈するのが普通ではないのか。
 
申請のないまま免除などの手続きを取っていたのは、東京77人、大阪3万7406人、長崎5219人とのこと。

保険料未納入者数を減らすように圧力があったらしいが、免除される本人は得をするから文句はいわないだろうが、それでは年金の基礎になる保険料の総額が減少するではないか。 ただでさえ受け取り年金額が減らされているのにこんなことを勝手にされてはたまったものではない。 少しは真剣に年金のことを考えて貰いたいものだ。