北海道東川町のビニールハウスで、ソバを育てる回転式の栽培棚が注目を集めているそうだ。
ブロンズ製造などを手掛ける 「造形美術」 (旭川市) が立体駐車場をヒントに考案したと言う。 製品名は 「まわるちゃん」。
棚は直径2.9メートル、奥行き2.4メートルの八角柱で1基に36段のプレートを設けることができる構造になっている。 手動式だが、立ったまま作業ができるため、労働の負荷が少なくて済むという。 回しながら日照時間も調整できるもの。
普通の作付け面積の9倍は収穫できるといい、新田豊社長は 「耕地面積が少ない本州の農家にも最適」 とPRしているそうだ。