Monday, May 22, 2006

豪憲君事件に思う


能代市の草むらで絞殺体で見つかった米山豪憲君が通っていた同県藤里町立藤里小では22日、先週末に引き続き保護者が児童を学校まで送る厳戒態勢が続いているという。

同町では昨年12月、栃木県今市市の女児殺害事件を受けてボランティアによる下校時の付き添いを開始した。 4月に4年生の畠山彩香ちゃんが水死した後は新たな        
「安全マップ」 を作製し始めたさなかの惨事であった。 児童や保護者、教職員の心労と不安はピークに達しているとのこと。

このような事件を起こす輩は、何らかの理由で社会生活を普通に送ることが出来なくなったのが原因であろう。 その原因を作ったのは自分自身の努力が足りなかった場合、又は自身ではどうすることも出来ない原因によるものと両方あると思う。 いずれにしても結果として社会から疎んじられて自暴自棄になり、反社会的行動に出るのであろう。 そして、犯罪を実行したあとは世間を嘲り笑い陰湿に満足する。

このような人間が出来るのは今の社会のあり方に問題がありそうだ。 人を育てることを忘れている。 金儲けさえ出来ればよいという拝金主義社会が作られてしまっているいるからだ。 格差社会は人の生活を貧しいものにする。