Friday, May 05, 2006

激増の交通事故死


5日午前1時20分ごろ、福岡県太宰府市国分1の国道3号で、18歳の男女6人が乗った乗用車がカーブで横転した。 

車はガードレールに衝突し、さらに中央分離帯の高速道路橋脚にぶつかった。 後部座席の男性4人が死亡し、同県警筑紫野署は業務上過失致死の疑いで、運転していた同県大野城市の男性会社員(18)から事情を聴いている。

最近本当に交通事故死が増えている。 若者の無謀運転が激増している証だ。 若者はスピードを楽しむ傾向がある。 自分の経験からも分かるが、それは運転中の自分の体調と、クルマの性能、挙動と相談しながら操らなければならないのだ。 気候条件とその時のタイヤの性能、総車重を重視しなければならない。

そういった物理的条件を考えないでスピードを出してしまうと、カーブで遠心力に負けてドカ~ンとなってしまうことになるのだ。 クルマは走る凶器である。 少なくとも1トン前後の車重の鉄が一定スピード以上で物体に衝突するとどうなるか、もう一度考えてみる価値はありそうだ。