冬の間止めていた札幌市民会館の花時計が20日、運転を再開したと報じられている。 1958年の落成と共に時を刻んできたが、会館は来年1月、耐震強度不足のために利用中止になることが決まっているとのこと。 会館側は 「来年以降も花時計を残すかどうかは未定」 と話しており、今年が見納めかもしれないようだ。
直径7メートルの花壇には前日までに6色のパンジーなどが植えられた。 この日朝、長針(3.3メートル)と短針(2.5メートル)、秒針(3.5メートル)を取り付け、針が動き始めた。
近くの大通公園の花壇50カ所では、市花壇推進組合が花の植え付け作業を始め、21日までパンジー3万株、デイジー6000株を植えるとのこと。 本格的な春はもうすぐで赤や黄色の花々が市民の憩いの場、大通り公園を美しく飾る。 ここで食べるソフトクリーム、焼きトウモロコシのうまさは格別である。