Monday, April 17, 2006

日韓の家族会が連携強化へ


北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの父親で、拉致被害者家族会代表の横田滋さん(73)と韓国の拉致被害者家族協議会会長の崔祐英さん(35)らが16日、横浜市中区で講演し、日韓の家族会が連携を強化し、問題の早期解決を目指す考えを明らかにしたそうだ。


崔さんは20年前に父親を拉致された自らの経験や韓国の現状を紹介した。 めぐみさんと夫の可能性が高い金英男さんについて触れ「日本と韓国の間には複雑な問題があるが、今こそ両国の被害者が力を合わせて取り組まなければいけない」 と述べたようだ。

滋さんは講演後の記者会見で、14日に金さんの姉と電話で話し、早期の面会を約束したことを明らかにし「1日も早く訪韓して金さんの家族を励ましたい」と述べたそうだ」。

果たして、北朝鮮側はめぐみさんを返してくれるのであろうか。 「既に解決済み」 と一生懸命に主張している北朝鮮当局だ。 とてもそれを覆して 「ごめんなさい」 と言うだろうか、また言えるだろうか。冷静に考えてそれはかなり無理である。 当局を追いつめると最悪の場合、 もし生きていたとしても今までの主張のつじつまを合わせるために 「処分」 をしてしまうかも知れない。 早紀江さんが言うとおり 「北朝鮮は何をするのか分からない國」 なのである。 そっとしておくほうが得策のような気がしてならない。