前3年生部員の不祥事でセンバツ大会出場を辞退した駒大苫小牧高野球部が15日、 今季初の練習試合・旭川南戦に臨んそうだ。 バックネット裏にはチームの久しぶりの実戦を観戦しようと100人を超えるファンが集まった。 やっぱり、駒苫への期待は大きいようだ。
秋の支部予選からいまだに公式戦負けなしの成績だ。 150キロ右腕田中や抜群の長打力を誇る本間など全国的に注目されている選手もいる。 プロ野球日本ハムの石川、巨人の大森両スカウトも訪れ、メモを取りながらナインに熱い視線を注いでいたということだ。
夏の大会まで大いに自重し、不祥事の再発だけは招かぬようにして欲しいものである。 高校野球の歴史で北海道の高校が、夏2連覇の偉業を成し遂げたのは良いがその駒苫が高校野球界から線香花火の如く消えていって郷土を愛するものとしては困るのだ。