Friday, June 29, 2007

与党の理不尽国会




野党がまだ質問があると言っているのに与党は 「充分審議を尽くした」 とでたらめを堂々と言っている。 頭がおかしいようだ。 充分審議をしたのは与党内でのことであって、野党とは不十分な審議のままではないか。 勝手な横暴は許せない。 これでは阿部内閣はファッショそのものだ。 民主的国会運営にはなっていない。

野党が 「資料を示せ」、「説明をしろ」 と言っているのに無視をして全く応じようとしない。 宙に浮いた年金も1年で1人残らず調べ上げると阿倍は言うが、コンピュータ処理をして照合(何故に突合だなんて初めて聞くような奇異な表現を取るのかわからない)、名寄せをしたとしてもそこから後の精査作業があるではないか。 コンピュータはプログラムさえ出来れば、あとは電子的に高速処理が出来る。 そのあとがあるといっているのだ。 

阿倍は普段パソコンで作業をしたことがないようだ。 国会答弁で難しいことになるとすぐ 「専門家に委せてある」 と小泉と同様な言い方をしているが、どうして年金問題のコンピュータ処理について、自分の口で 「最後の1人まで調べ上げる」 と言うことが出来るのか。 不思議ではないか。 あべの言った無責任発言を社会保険庁の作業担当者は尻拭いをしなければならなくなった。 可哀想に。 そして阿倍は退陣の道をまっしぐらに走ることになったのだ。 それはそれで結構なことではあるけれど。  

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