政府は健康保険証のICカード化をし、そのカードに年金情報をも組み入れようとしている。 これには反対だ。 コンピューターは時として不具合をおこし、いざというとき使えなくなる。 そうするとにっちもさっちも行かなくなる。 下手をすると命に関わることすらあることが容易に想像できる。 病院での外来診療はまず最初に健康保険証なのだ。 その健康保険証の確認がコンピュータの故障で出来なければ或いは故障回復を待って居る間に病状が悪化し、死亡原因を作るかも知れない。 救急の場合は保険証の確認は後にするのであろうが、一見そうではない場合はやはり患者を待たせることになろう。
保険証や年金に身近なのは、高齢者や老人である。 こういう層にとってはICカードやコンピュータは苦手なのだ。 単に事務処理の効率を優先に何でもIC化してしまうのは考え物だ。 カードは小さい上するすると滑りやすく紛失しやすい。 こういうものを高齢者に持たせると言うことは如何なものか。
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