Thursday, May 03, 2007

改憲は不必要

阿倍首相は憲法を改正したくて仕方がない。 「戦後レジームからの脱却」 と英語を使って国民の直感的な解釈を避けようとしている。 戦後体制でいいではないか。 どうして阿倍はあまり話せもしないのに横文字表現がすきなのか。 そのほうがやろうとしていることが立派に響くとでも思っているのか。

憲法を改正して、集団的自衛権をアメリカが望んでいるように確固たる条文にしようとしているのは見え見えだ。 今のままでいいではないか。 変えるとすれば 「第9条」 の表現を 「戦争地域には自衛隊を派遣してはならない」 と改善するべきだ。 今のように、イラク派遣のようなことはこれをしてはならないとするのだ。 海外派遣は憲法違反であると明言化すべきだ。 何よりも、どうにでも都合の良いように解釈が可能な条文は厳禁だ。 

国民投票に訴えるといっても、極端な場合、国会議員の66.67%、国民の投票率51%、その中の51%が憲法改正に賛成したとしても、トータル的にはたった17.3%の賛成で成立することになる。 こんな馬鹿なげた数字で憲法改正が許されてたまるか。 政府の口先に騙されてはならない。 科学的にも検討をしなければならない。   

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