Sunday, May 11, 2008

中国主席帰国




昨日中国主席が唐招提寺視察を最後に帰国の途についた。

日本に来てみて何を感じて帰っていったのだろうか。 記者会見で言ったことを政府は総て社交辞令と受け取っていなければ大変な誤算を産むことになろう。 というと政府は目をひんむいてムキになることだろう。 しかし、これは真実になるだろう。 日本に国賓で一見さん的にちょこっと来たくらいでそんな簡単に今までの対応を変えるわけはない。

ガス田問題にしても別に具体的に何かを決めたわけではない、今から検討でもはじめようかというだけのことだ。 その検討過程で決して日本の望む方向が決まるわけではない。 パンダで誤魔化されて終わりだ。 そのパンダだって、共同研究のための費用は既に用意されているのに関わらず、それとは別にadditionalで1億円をリース(これがわからない)料として支払われるのだ。 二重取りだ。 これではコキントウとしてはにこにこして 「はいどうぞ」 というわけだ。

兎に角中国人には華僑の血が流れている。 商売上手でしたたかなのだ。 福田はコキントウの卓球を見て、 「戦略的でなかなか油断が出来ないと思った」 と訳の分からないアホなことを言っていたが、 「戦略的互恵関係を構築することで意見の一致をみた」 と言っておきながら 「戦略的」 が油断できないというのは何か矛盾をはらんだ表現のようでおつむがどうなっているのかなと感じた次第だ。

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