Thursday, July 26, 2007

公平性が担保されない第3者委員会

第3者委員会が実質スタートした。 判断基準があいまいなままに。 「一応確からしい」 ことで判断するのでは論争好きで声が大きい人が勝ちだ。 どうしてくれる?

社会保険庁は年金保険料をうけとっておきながら、あとあとのことを真面目に考えずでたらめな仕事をしてきたツケがまわってきたのだ。 現役世代が退職すると即、年金生活になる人がいるのだ。 こういう人たちの生活資金は年金が総てなのだ。 そういうことを普通に考えたとき社会保険庁は仕事はどうあるべきかが容易に分かるはずだ。 共済年金の管理だけは抜け目なくしっかりとやっておき、厚生年金、国民年金をいい加減にしていたその精神が許せない。 

更に 「申請主義」 がいけない。 保険料を受け取っておきながら、申請しない人には年金を支払わないとは何事だ。 これでは詐欺行為そのものだ。 申請しなければ振込先がわからないとふざけたことをいているが、振込先は最後に連絡すればいいことではないのか。 その前に、年金支給の時期が近づいてきたことの連絡を保険料納付履歴を送付し、本人に内容の確認をすればいいではないか。 親方日の丸とはよくいったものだ。 被保険者の了解もなく、グリーンピアだのなんだのとよくも勝手に無駄遣いをしてくれたものだ。

阿倍が」「最後のおひとりまで確実にお支払いします」 と息巻いているが、そんなことは当然のことだ。 選挙演説のネタには何もならない。 やって当然だ。 すべてはその後から始まるのだ。 そして 「最後のおひとり・・・」 の中の 「お」 が耳障りだ。 何を敬語をつかっているのだ。 「1人残らず・・・」 でいいではないか。 ったくもう。

今回の選挙では自民党は間違いなく大敗するが、それでも阿倍は辞めないと言っている。 やっぱり、世間知らずのおぼっちゃまぶりがその言葉によく現れている。 世間では責任はトップがとることに決まっているのだ。 甘ったれていつまでも総理の高給をむさぼるな。 世の中、選挙民は甘くはない。 阿倍のための政府ではない。 金輪際「私の内閣」 という表現を使って欲しくはない。 今までそんな言い方をした、総理はいなかった。 政府を私物化するな!!

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