Friday, July 21, 2006

ライス長官、来週にも中東訪問へ


中東危機を終わらせるため外交努力を強化している米国は20日、ライス国務長官が来週にも同地域に向かうと発表した。 レバノンのシーア派武装組織ヒズボラに対するイスラエルの攻撃、それに伴う民間インフラへの損害が大きくなる中で、ホワイトハウスは同国への懸念を表明したが、国際部隊の派遣、復興支援について協議するのは時期尚早としていたのであるが・・・。

スノー米大統領報道官は同日、レバノン情勢について 「現在はすべて計画段階のこと。誰がどんな責任を負うのかを判断するのは早すぎる」 とし、「レバノン南部を安定させる方策としては、米国と同地域の同盟国、それに国連の間で現在進められている話し合いかそういったものではないかと思う」と述べるにとどまったそうだ。 また同報道官はイスラエルに対しレバノン攻撃への自制を重ねて求めるとともに、人道上の大惨事になる危険性があると警鐘を鳴らしたと報じられている。

一方、マコーマック米国務省報道官はライス長官の中東訪問を確認し、「ライス長官は来週にも同地域を訪れる意向である」と述べたが、正確な訪問日程を明らかにするのは拒んだとのこと。 早く沈静化させてほしいものである。

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