Friday, July 07, 2006

宋大使、遺骨を返還要求


北朝鮮の宋日朝交渉担当大使は7日、平壌で行った記者会見で、同国が日本人拉致被害者、横田めぐみさんのものとして日本側に渡した「遺骨」の早期返還を求め、これは「拉致問題調査再開の前提になる」との見解を示したという。

宋大使はさらに、 「我が国にも鑑定の専門家がいる」 とし、両国の専門家が第三者の立ち会いのもとで、「遺骨」を再調査することを提案したという。 また、日本側で鑑定を行った専門家の公開説明が必要とも言った。

「遺骨」は2004年11月に訪朝した日本政府代表団にめぐみさんの夫である韓国人拉致被害者の金英男氏が手渡したもので金氏は6日の記者会見で 「本物でないと言うなら返してほしい」 と述べ、「遺骨」返還を要求しているがこれは理解できる。 意味にないものを持っていてもそれこそ意味が無いと思う。

拉致問題調査再開の前提となるというのであれば、相手の言うことを聞くことも必要だ。 そして、今度は日本がそのことを盾に徹底的に追及すればいいのだ。 今、預かっている遺骨を持っていってその場で第三者の立ち会いのもとで両国の専門家が再調査をするのも一理ある。 取り敢えず遺骨を向こうに返還しておいて後日と言うのはダメだ。 仮にめぐみさんが生きているとしたならば、殺してからその骨と入れ替える可能性があるからだ。  DNA鑑定時、喧嘩になることを覚悟の上でだ。

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