Tuesday, July 04, 2006

国保料滞納による保険証取り上げで病死


国民健康保険料を滞納すると保険証を取り上げられる。 代わりに被保険者資格証明書が交付される。 医者にかかると患者は先ずは10割負担を強いられる。 そのあと役所に申請して7割が還ってくる。 この方式のため受診を我慢のすえ患者は死亡しているというのだ。 

ここで疑問が湧く。 最初の10割を負担出来る金があるならば国保料は最初から滞納しないであろう。 支払えないから滞納を余儀なくされているのだ。 その還付申請も複雑で手間がかかるので病気の高齢者には大変だ。 役所は申請しなければ何もしてくれない。 これって何とかならないものか。 もう一度言うが、該当するのは少額年金暮らしの病気の高齢者である。 朝日新聞社の取材では、00年以降に少なくとも21人が受診抑制の結果、死亡していたことが分かったという。  

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