Tuesday, June 20, 2006

サマワからようやく撤収


小泉首相は20日午後、首相官邸で記者会見し、イラク南部サマワでの陸上自衛隊の復興支援活動について 「イラク政府からも住民からも高い評価と信頼を受け、感謝のうちに撤収できることはたいへんよかった」 と成果を自我自賛したが笑ってしまう。

陸自部隊は 「一定の役割を果たした」 として撤退決定への理解を求めたが一定のって抽象的な表現をしなければならないのは後ろめたさを実感している証拠である。

イラク戦争については 「さまざまな措置は正しかった」 と改めて評価しているが自分を良く評価する馬鹿がどこにいるのか。 

任期中にイラクを訪問する可能性については 「現時点で考えていない」 と否定したがもともと行く気がないくせによく言うよ。 ブッシュと友達なんだから行かなきゃ義理を果たせないではないか。 米軍に対し、ブッシュは何度もいっている。 小泉は小心者で井の中の蛙だった。 ブッシュはくるのに、日本の自衛隊には小泉は来ない。 自衛隊員はどんな気持ちを味わったのであろう。 命の危険にさらして置いてと思っているに違いない。 

自衛隊の海外派遣を常時可能とする 「恒久法」 の制定については 「これからの議論だ。さまざまな問題も出てくる。私の内閣で恒久法を作ることは考えていない」 と慎重な考えを示した。 首相はまた、航空自衛隊の輸送活動に関し、国連及び多国籍軍への支援を行うため活動を継続するとして、輸送先をバグダッドやアルビルに広げるとの談話を発表したがこれは今の今まで隠していた胸の内であるように窺える。