安倍首相は原爆症の認定基準の見直しを厚生労働省に指示した。
今頃になって何を急にそんなことを始めようとしているのか見え見えだ。 しかし、安倍の人気取りならそれはもう既に遅い。 何を決断するのも後手後手にまわっている。 まあ、この件はしないよりはいいかもしれないが、厚生労働省も降って湧いた仕事と感じているのではないか。
安倍や小泉は 「専門家」 という言葉が好きだ。 この言葉を使うことによって自分は直接批判の矢面に立たないで済むように敢えてそうするのであろう。 専門家を使おうと使うまいと総ての責任は安倍が負わなければならない。 誤魔化しは効かないのだ。
選挙に敗れて始めて弱者に目を向け始めた安倍はほんとうに困ったものだ。 それをしたところで衆議院選も大敗は避けられない。 国会も戦後レジームからの脱却の道を具体的に歩み始めているのだ。
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