Saturday, November 15, 2008

旧友からの電話(続き)

待ち合わせの駅行きのバスを待っていたがなかなか来ず、ベンチのイスの隣のおばさんもいらいらし始め 「きませんねえ」 と話しかけてきた。 「間引きしたんでは?」 と話しているうちにこちとらはトイレに行きたくなってきた。 とても目的地までは我慢できないと判断し、マルエツのトイレめがけて歩き始めたらそのバスが10分遅れで来た。 それは見過ごしてとにかくトイレだった。 次のバスは10分待てば時間なので丁度良いので勇んでトイレに向かった。
そのバスは定刻で到着した。

約束の時間には明らかに間に合わない。 バスの中なので電話は出来ない。 降りて歩きながらかけたが繋がらない。 どうやら番号が変わっているらしかった。 しばらくして音楽が流れてきた。 やっぱり何かがあるようだ。 駅に着いたが相手の姿が見あたらない。 ずっと年上の老人がベンチに腰掛けていた。 通り過ぎようとしたら、「よう」 と声をかけられた。 それが待ち合わせの相手だった。 2年のうちに随分顔の皺が増えたという印象だった。 近くの喫茶店を探してそこに入った。 5時から奥さんのフラダンスの発表会を見に行くということで1時間程度話して別れた。 とりとめの無い話しかしなかったが会うこと自体に意味のある高齢者同士の再会ではあった。



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