Thursday, May 21, 2009

裁判員制度スタート

「笛吹けど蛇踊らず」 「川岸に無理矢理連れてこられた馬」 裁判員制度はまさにこれだ。

国民が裁判員制度を作ってくれとは全く希望もしていなかったところに、個人の自由を束縛する裁判員制度を導入しようとしてもそれは当然無理なことだ。 快く受け入れられる筈がない。 自明の理だ。

「国民的な考えや判断を導入したい」 ということらしいが、それでは法曹界は今まで国民的なものの考え方をしないでネロの皇帝やヒットラー宜しく暴君振りを発揮してきたと言うことか。

裁判官は人間ではなかったのか、それとも人間の仮面をかぶったライオンだったのか。 裁判員制度スタートに喜んでいるのは法曹界だけだ。 一般の国民にとっては迷惑千万だ。 他人に迷惑をかけた人を裁く立場にあるプロの裁判所が他人に迷惑をかけて喜ぶという矛盾がそこにはある。



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