Tuesday, January 31, 2006

インクカートリッジのリサイクル



インクカートリッジのリサイクル品は特許権を侵害するとの判決が出た。

プリンター用の使用済みインクカートリッジにインクを再注入して販売するのは特許権侵害に当たるとして、キヤノンが、オフィス用品販売会社リサイクル・アシストに、販売差し止めなどを求めた訴訟の判決が31日、知財高裁大合議部であった。

篠原勝美裁判長は 「リサイクルの過程で、キヤノンの発明の主要な部分を加工しており、特許権を侵害している」と述べ、キヤノンの請求を棄却した1審・東京地裁判決を取り消し、リサイクル品の輸入・販売を差し止め、製品の廃棄を命じたと言う。

この判決は、リサイクル品の販売に影響を与えそうだ。 

リサイクル品の愛用者としてこれは困る。 当然純正品は高いのだ。 160円の差がある。 プリンターメーカーはプリンターの価格を安くして、売りやすくして売った後を本格的な商売の対象としているそうだ。 それ程インク販売はおいしいのだ。 なんたってインクという消耗品だ。 

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