Thursday, January 12, 2006

駒大苫小牧の田中投手に3球団熱い視線


駒大苫小牧高野球部に、巨人、阪神、ソフトバンクのプロ3球団のスカウトが訪れた。

お目当ては夏の甲子園連覇を筆頭に、2005年の全国大会3冠の立役者になった右腕・田中将大主将(2年)。 くじ引きの争奪戦も予想される秋のドラフトの目玉に熱い視線が注がれている。

早朝から足を運び、練習を見学した巨人の大森剛スカウトは 「全国の高校生でナンバーワンの投手。誠意を見せるために来た」 と説明。 ここまでの田中投手の印象について 「プロ並みのスライダーとフォークが武器で、三振が取れる。真っすぐが伸びれば、松坂(西武)のように即戦力になる」 と絶賛した。

高校生に対する新年早々のあいさつは異例。 続けてやって来た阪神の菊地敏幸スカウトは 「体力、体のキレ、打者に向かう精神力が素晴らしく、実績も残している。あいさつは当然でしょう」 ときっぱり。
ソフトバンクの作山和英スカウトも 「トータル的に見て高校生では飛び抜けている」 と高い評価を示した。

昨年まで公式戦29連勝を記録し、出場当確の春のセンバツ甲子園に向けて厳しい練習を積んでいる駒大苫小牧。 

2006年、北の常勝チームの大黒柱をめぐるプロの動きも活発化していくという。 今年の甲子園も目が離せない。

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