Friday, February 08, 2008

黄門さま意気軒昂

午前中の国会質疑応答は見応え聞き応えがあった。

大先輩議員の黄門様が質問をしていた。 百戦錬磨の黄門様にとってはこわいものなしだ。 閣僚達に対しても 「あんた」 呼ばわりだ。 面白いといってはなんだがきみまろ並みの笑いをとっていた。 ど忘れなんのそのだ。 「ぼけちゃって」 とか 「頭が悪いから分からないが」 とかへっちゃらである。 「子供達の学力が国際的にみて落ち込んでしまったのは今の政治のやりかたがまずかったからだ。 自分が自民党にいたときは2位だった」 と責めた。 竹中平蔵の名前を思い出せなくて 「あの学者だれだったけ」 はよかった。 省の名称も昔の言い方で大いに笑わせた。 こういうのは憎めない。   

渡部恒三氏を殆ど知らないであろう若造議員は恒三節を聞きながら唖然とした表情でしきりに氏の顔を見ていた。

福田の答弁もたじたじの様子が見受けられた。 大先輩には何を言われても叶わないといった表情だったが、その場だけの演技のようにしか思えなかった。 小泉の地方切り捨てを痛烈に批判した。 「東京があって、地方があるのではない。 その逆なのだ。 農業や森林を切り捨てているととんでもないことになるがこのままでいいのか」 と首相の認識を正した。 

福田は 「憂国の訴えを真摯に受け取り、鋭意努力をする」 と答え、氏の質問が終わった。 福田に印籠が見えたかどうかは疑わしい。

 


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