この手の火災事故死は世界に共通のものだ。
豊かな国も貧しい国も人類の油断が災害を招く。 今回のロシアの火災はテロではないとしながらも、当局は徹底的な原因究明を命じたそうだ。 まあ、ここまで火災発生の原因がはっきりしていれば、テロではないだろう。
これから日本も厳冬期を迎える。 暖房、特に灯油ストーブの取扱ミスによる火災の危険がある。 タンクのキャップの締め付けには充分注意が必要だ。 雄ねじ、雌ねじが正しくかみ合っていないまま、力を入れて無理に締め付けるとねじ山が正しくかみ合っていないことに気づかず、ストーブに収納しようとしてタンクの中の灯油が流れ落ちて引火し一気に燃え広がることに気をつける必要がある。
つい、先日のことだがこんな体験をした。
タンクのキャップの中心部にある押されると引っ込むノズルの外周に異物が挟まっているのに気がつかないでいた。 その前の日にタンクをストーブ本体から取り出したところ、ストーブ内部の灯油受け皿のなかの灯油が普通より大目に残っていた。 ところがノズルに異物が挟まっているのが原因とは知らずそのままにしていた。 そして翌日給油してタンクをセットしようとしてノズルを下に向けたところ、小便のように灯油が流れ出たではないか。
外に持ち出してノズルを押してみたがちゃんと戻るので変だと思いながら摺動部の側面をよく見ると異物が挟まっているのを見つけた。 それを除去してタンクを逆さまにしてみるとしっかり直っていた。
いつもと異なる状況に気がついたらその場で原因を追求しなければやがて大事故を招くことになることを学んだことだった。
あれ? ロシアの火災と全然関係なくなった。 我がブログはとにかく暇つぶしが主目的なので常にこのようになるのだ。
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